8月 162025
 

 全国英語教育学会第50回記念埼玉研究大会は、「過去と未来をつなぐ-JASELEの50年を総括して-」をテーマに、8月9日・10日の2日間、獨協大学にて開催されました。期間中は、261件のご発表、1041名のご参加、41件の協賛企業展示をいただき、大会は大いに盛り上がりました。節目となる第50回の全国研究大会を、皆さまと祝うことができましたことを、心より嬉しく思います。

英語教育学に関する幅広い研究テーマについて、あらゆる校種の先生方が発表してくださり、熱のこもった議論が交わされました。特別講演、課題研究フォーラム・授業研究フォーラム、ワークショップ、大学生・大学院生フォーラム、シンポジウムなど、企画も充実しており、本学会が目指す「実践と理論の往還」が見事に体現された大会となりました。また、学会創設50周年、大会第50回開催を記念して刊行された『全国英語教育学会50周年史-昭和、平成、令和をつなぐ』および『英語教育学の今-実践と理論の統合』は、本大会に華を添えてくださいました。

本大会の運営を担ってくださった関東甲信越英語教育学会の皆さまに、心より感謝申し上げます。西垣知佳子大会実行委員長をはじめ、実行委員の皆さまが「全国からお越しになる皆さまを最高のおもてなしで迎えよう」という温かい思いでご尽力くださり、ホスピタリティのあふれる大会になりました。キッズコーナーやイベントのライブ配信・後日配信など、これまでにない新しい試みもありました。女性の登壇者や若手研究者・教員の参加も増加し、本学会の多様性がよく反映された、未来への希望に満ちた大会となりました。

本大会が皆さまの今後の教育・研究に向けて、力強い一歩となったことを信じて、終了のご挨拶とさせていただきます。全国英語教育学会は次の50年にむけて、新たな一歩を踏み出しました。来年、2026年8月22日・23日に第51回岡山研究大会でまたお会いできることを楽しみにしております。

全国英語教育学会会長
斉田 智里

8月 302024
 

 第49回全国英語教育学会・福岡研究大会のすべてのプログラムが終了しました。8月24日~25日の2日間のご参加、大変お疲れ様でした。関東・東海地方の大雨や、日本列島を取り囲む台風による交通機関への影響が心配されましたが、好天に恵まれた開催となりました。

大会を振り返り、まず、この学会の企画から実施まで全面的に支えて下さった担当地区の九州英語教育学会のみなさんに深く感謝いたします。中村典生大会実行委員長 をはじめ、各県の実行委員、ボランティアのみなさんがワンチームでご尽力をいただき、大会が大成功に終わったことを会員の皆様とともに喜びたいと思います。

すばらしい環境を提供いただいた福岡工業大学で、2日間を通じて240件のご発表、700名をはるかに超えるご参加がありました。発表のテーマや領域もあらゆる校種にわたり、まさにこの学会の目指す理論と実践の往還の場となったことで、対面開催の良さを改めて実感しました。

最後に、会員のみなさんにとって、本大会が今後の教育・研究に向けて力強い後押しになったことを信じて、ごあいさつといたします。来年は2025年8月9日~10日に第50回記念埼玉研究大会でお会いしましょう。

全国英語教育学会会長

深澤 清治

4月 012024
 

全国英語教育学会第49回福岡研究大会は2024年8月24日(土)・25日(日)に福岡工業大学で開催されます。

ウェブサイトは、下記からアクセスが可能です。多くの方々のご参加をお待ちしております。

https://www.jasele49fukuoka.org/

8月 282023
 

 3年間のコロナ禍を乗り越えて、第48回全国英語教育学会・香川研究大会のすべてのプログラムが終了しました。8月19日~20日の2日間のご参加、大変お疲れ様でした。2つの台風とそれに伴う交通機関の乱れが心配される中、3年ぶりの対面開催となりました。

 

 大会を振り返り、まず、この学会の企画から実施まで全面的に支えて下さった担当地区の四国英語教育学会のみなさんに深く感謝いたします。大会実行委員長 齋藤嘉則先生をはじめ、四国4県の実行委員、ボランティアのみなさんががっちりとスクラムを組まれ、まさに「チーム四国」でご尽力をいただき、大会が大成功に終わったことを会員の皆様とともに喜びたいと思います。すべての関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 

 久しぶりの対面開催の中で、2日間を通じて570名以上のご参加、180件を越える発表がありました。その数だけでなく、自由研究発表からシンポジウムに至るまで研究の質においても新しい風を吹き込んでいただきました。また、発表のテーマや領域も小中高大と幅広く、まさにこの学会の目指す理論と実践の往還、校種を超えた相互交流の場になったと思います。是非、この流れを今後も引き継いでいただきますよう、お願いいたします。

 

 最後に、会員のみなさんが、仲間との再会、新しい仲間との出会いを通してさらに教育・研究に向けて元気が出る学会になったことを信じて、ごあいさつといたします。来年は、福岡でお会いしましょう。

 

全国英語教育学会会長

深澤 清治