8月 102021
2年越しの開催となった、第46回全国英語教育学会・長野研究大会のすべてのプログラムが終了しました。2日間のご参加、大変お疲れ様でした。今回は、初めてのフルオンライン開催という特別な研究大会となりました。
この学会の企画から実施まで全面的に支えて下さったのは、中部地区英語教育学会、そして信州大学の酒井先生をリーダーとした長野研究大会実行委員会のみなさんでした。今回は対面型の開催とちがって、実際にスタッフの皆様が走り回っている姿は見かけませんでしたが、見えないところでこの2日間を支えていただきました。また、学会の各種委員会、部会の先生方にも数え切れないメールのやり取りを行っていただきました。すべての関係者の皆様、本当にありがとうございました。
2年越しの開催で、会員の皆様の満を持しての多くの発表が続きました。130件近くとなった発表には、新しい研究分野や研究方法の知見を取り入れた研究、個人研究と同時に地区をまたいでの共同研究、AIを取り入れた評価実践の試み、外国からの留学生のご発表もあり、研究の質の面からも新しい風が吹き込まれた感じがしました。また、研究のコンテクストも小中高大と幅広く、まさにこの学会の目指す理論と実践の往還、小中高大の連携・接続の場になりました。是非、この流れを来年、そして再来年の開催地へも引き継いでいただきますようお願いします。
最後に、ご参加のみなさんにとって、これからの教育と研究に向けて元気が出る学会になったことを信じて、また、一日も早くマスクが取れる日が来ることを願って、私のごあいさつといたします。ありがとうございました。
全国英語教育学会会長
深澤 清治
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