平成28年度第1回英語教育セミナー

 

平成28年度全国英語教育学会・小学校英語教育学会第1回英語教育セミナー

 

平成28年度第1回英語教育セミナーは全国英語教育学会・小学校英語教育学会主催、東京学芸大学共催で2016年6月4日(土)に東京学芸大学にて行われます。申し込みは、下記の参加申し込みフォームから可能となっております(定員100名、参加無料)。懇親会参加の受付は5月31日(火)をもって締切とさせていただきます。

プログラム(PDF版)はこちらです。

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日時 2016年 6月4日(土) 13:00–17:00
会場
東京学芸大学 S棟1階S103教室
主催 全国英語教育学会、小学校英語教育学会
申込 本ページ下部より申し込みが可能です。
プログラム
  • 受付 12:30-13:00
  • 開会 13:00 コーディネーター:臼倉美里(東京学芸大学)
  • 講演 13:05-14:25 (75分)
    • 「読めないテキストからは学べない」
      • 講師 根岸雅史(東京外国語大学)
  • 休憩 14:25-14:35
  • セミナー① 14:35-15:35 (60分)
    • 「小学生の『聞きたくなる・言いたくなる』について考える」
      • 講師 粕谷恭子(東京学芸大学)
  • 休憩 15:35-15:55
  • セミナー② 15:55-16:55 (60分)
    • 「量的手法による教室の状況の記述」
      • 講師 山森光陽(国立教育政策研究所)
  • 終了後、下記の要領で懇親会を予定しております。
    (場所)創笑 国分寺店
    (HP)http://tabelog.com/tokyo/A1325/A132502/13156182/
    (開始時刻)17時30分〜
    (会費)4,000円

要旨

講演「読めないテキストからは学べない」

講師 根岸雅史(東京外国語大学)

中学校検定教科書・高等学校検定教科書・大学入学試験・大学テキスト・英字新聞・海外大学テキストにおける英語テキスト難易度と英語学習者の読解レベルは、どのような関係にあるのだろうか。その実態をLexile Measureという指標により明らにし、その結果をCEFRに関連づける。

セミナー①「小学生の『聞きたくなる・言いたくなる』について考える」

講師 粕谷恭子(東京学芸大学)

「聞きたくなる場面づくり」とか「言いたくなる仕掛け」という表現をよく耳にするが、実態はゲームであることが多い。「勝ちたいから聞く」「ポイントのために言う」で子どもが満足するとは思えないのだが…。実践の紹介を交え、「聞きたくなる・言いたいたくなる」を切り口に、子どもの学びについて考える機会としたい。

セミナー②「量的手法による教室の状況の記述」

講師 山森光陽(国立教育政策研究所)

指導実践の改善を促すことを目的とした研究の知見は、その知見を手にした教師に対して自身が授業を行う教室の状況との照合を誘起し、改善策の吟味を促進しうるものであることが求められよう。こうした知見を量的手法による研究で導くための見様を、この講義では分類と交互作用に焦点を絞って検討する。