平成27年度第3回英語教育セミナー
平成27年度全国英語教育学会・小学校英語教育学会第3回英語教育セミナー
平成27年度第3回英語教育セミナーは全国英語教育学会・小学校英語教育学会主催、高知大学共催で2016年2月20日(土)に高知大学朝倉キャンパスにて行われます。
プログラム(PDF版)はこちらです。
日時 | 2016年2月20日(土) 13:00–17:00 |
会場 | 高知大学朝倉キャンパス222号室 http://www.kochi-u.ac.jp/outline/campus_map.html |
主催 | 全国英語教育学会、小学校英語教育学会 |
共催 | 高知大学 |
プログラム |
終了後、下記の要領で懇親会を予定しております。 (場所)四季和想食 かこいのくら |
要旨
講演「校種間での有機的な接続を目ざした課題解決型言語活動の提案」
講師 今井典子(高知大学)
英語教育の方向性は、発達段階に見合い、校種によって異なる授業内容や言語活動を「課題解決型」にし、「有機的に関連」するように創意工夫することであると考える。こうすることで、英語教育が目ざす「自律する言語使用者」の育成にも結びつくことになる。今回は、校種間で異なる言語活動の特徴を具体例と共に示す。
セミナー1「小規模校の外国語活動―その実態と課題―」
講師 中村典生(長崎大学)
2014年度の学校状況調査によると、小規模校の割合は全小学校の46.3%にも上る。適正規模の学校を増やす努力も必要であるが、むしろ小規模校を主流ととらえ、その効果的な指導について考えることも重要である。本発表では外国語活動担当者を対象に実施したアンケートをもとに、小規模校における外国語活動の実態と課題に迫る。
セミナー2「英語入門期からの「バランスト・アプローチ」による文字指導」
講師 畑江美佳(鳴門教育大学)
近い将来始まる小学校英語の中学年開始,及び高学年での教科化に伴い,「文字指導」を導入する時期・方法については緊急課題の一つである。本セミナーでは,「バランスト・アプローチ」の理論を基に,英語入門期から「文字指導」を継続的・複合的に授業に散りばめた英語カリキュラムを紹介する。