平成27年度第3回英語教育セミナー

 

平成27年度全国英語教育学会・小学校英語教育学会第3回英語教育セミナー

 

平成27年度第3回英語教育セミナーは全国英語教育学会・小学校英語教育学会主催、高知大学共催で2016年2月20日(土)に高知大学朝倉キャンパスにて行われます。

 

プログラム(PDF版)はこちらです。

20160220JASELE_JES_Seminar3

日時 2016年2月20日(土) 13:00–17:00
会場 高知大学朝倉キャンパス222号室
http://www.kochi-u.ac.jp/outline/campus_map.html
主催 全国英語教育学会、小学校英語教育学会
共催 高知大学
プログラム
  • 受付 12:30
  • 開会 13:00 コーディネーター:多良静也(高知大学)
  • 講演 13:10-14:20
    • 「校種間での有機的な接続を目ざした課題解決型言語活動の提案」
      •  講師 今井典子(高知大学)
  • セミナー1 14:30-15:30
    • 「小規模校の外国語活動―その実態と課題―」
      • 講師 中村典生(長崎大学)
  • 休憩 15:30-15:50
  • セミナー2 15:50-16:50
    •  「英語入門期からの「バランスト・アプローチ」による文字指導」
      • 講師 畑江美佳(鳴門教育大学)

終了後、下記の要領で懇親会を予定しております。

(場所)四季和想食 かこいのくら
(HP)http://www.hotpepper.jp/strJ000718077/
(開始時刻)19:00-21:00
(会費)4,000円

要旨

講演「校種間での有機的な接続を目ざした課題解決型言語活動の提案」
講師 今井典子(高知大学)

英語教育の方向性は、発達段階に見合い、校種によって異なる授業内容や言語活動を「課題解決型」にし、「有機的に関連」するように創意工夫することであると考える。こうすることで、英語教育が目ざす「自律する言語使用者」の育成にも結びつくことになる。今回は、校種間で異なる言語活動の特徴を具体例と共に示す。

セミナー1「小規模校の外国語活動―その実態と課題―」
講師 中村典生(長崎大学)

2014年度の学校状況調査によると、小規模校の割合は全小学校の46.3%にも上る。適正規模の学校を増やす努力も必要であるが、むしろ小規模校を主流ととらえ、その効果的な指導について考えることも重要である。本発表では外国語活動担当者を対象に実施したアンケートをもとに、小規模校における外国語活動の実態と課題に迫る。

セミナー2「英語入門期からの「バランスト・アプローチ」による文字指導」
講師 畑江美佳(鳴門教育大学)

近い将来始まる小学校英語の中学年開始,及び高学年での教科化に伴い,「文字指導」を導入する時期・方法については緊急課題の一つである。本セミナーでは,「バランスト・アプローチ」の理論を基に,英語入門期から「文字指導」を継続的・複合的に授業に散りばめた英語カリキュラムを紹介する。