第1回英語教育セミナー

 

20140301_JASELE_Seminar全国英語教育学会 (Japan Society of English Language Education, JASELE) は 8 つの地区学会に約 2,500 名の会員が所属する国内最大規模の英語教育系学会です。本学 会は特に小中高大の教員・研究者、そして教師や研究者を目指す大学院生・大学生、さらに行政の関係者が、同じ立場で理論や実践について語り合うことが出来る魅力を持っ ています。

この度、当学会では学会員、および広く英語教育に関わる一般の方を対象として、英語教育実践の改善に関わるセミナーを下記の要領で開催することとなりました。

プログラム(PDF版)はこちらです。

日時 2014年3月1日(土)13:00 ~ 17:00
会場 株式会社内田洋行 新川本社 ユビキタス協創広場 CANVAS
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas.html
費用 無料
対象 小中高大の英語教育関係者(非会員),JASELE会員
主催 全国英語教育学会
申込 本ページにて受け付け。
※定員130名になりしだい受付終了
プログラム
  • 受付 12:30
  • 開会 13:00
  • 講演 13:05 – 14:05
    • 「自分のことばで語る英語の授業」
    • 講師 卯城 祐司 全国英語教育学会会長 筑波大学
  • 賛助プレゼンテーション 14:10 – 14:30
    • 「ICTを活用した学習支援の取り組みのご紹介」
    • 株式会社内田洋行
  • 休憩 14:30 – 14:45
  • セミナー1 14:45 – 15:45
    • 「生徒を理解し授業を点検するためのテスト作成・データ分析」
    • 講師 前田 啓朗 広島大学
  • 休憩 15:45 – 15:55
  • セミナー2 15:55 – 16:55
    • 「協働的ライティングの持つ可能性」
    • 講師 山西 博之 関西大学
  • 閉会 17:00
  • 終了後,希望者の方を対象に「ユビキタス協創広場見学ツアー」
    を開催いたします(所要30分)。

要旨

講演 『自分のことばで語る英語の授業』
講師 卯城 祐司 全国英語教育学会会長 筑波大学

中高の英語授業の課題のひとつに、生徒が知識として覚えた英語を、異なる場面で自分のことばとして語ることが出来ないということがある。生徒ひとりひとりが、いかにして、それぞれの思いを自分のことばで語る事が出来るか、フロアと共に考えたい。

セミナー1 『生徒を理解し授業を点検するためのテスト作成・データ分析』
講師 前田 啓朗 広島大学

指導にはテストや評価が関わり,私たち教員の周りには多様なデータがあります。そこで,「生徒の状態を把握し,授業を点検して改善する」という観点で,テストの役割や,データを整理・分析・解釈する方法といった話題について,説明します。

セミナー2 『協働的ライティングの持つ可能性』
講師 山西 博之 関西大学

近年、協働的な学びが注目されています。英語ライティングにおいても体系的な書籍(Storch, 2013)が刊行されるなど、知見が積み重ねられています。本セミナーでは、協働的ライティングの持つ可能性について考えます。